過払い金請求を返済中にするメリットと注意すべきデメリット | 過払い金請求について | 司法書士法人杉山事務所

過払い金請求を返済中にするメリットと注意すべきデメリット

払い過ぎた利息を取り戻すことのできる過払い金請求は、借金を返し終わっている方だけではなく、借金を返済中の方もできます。毎月の返済が苦しい方や返済が遅れがちな方は、過払い金請求をすることで今後の返済が楽になるメリットがあります。また、過払い金の返還額が借金より多かった場合は、今後の返済が必要なくなり、さらに手元にお金が戻ってきます。

過払い金請求を返済中にする場合は、デメリットに注意が必要です。何も知らずに過払い金請求をした場合、ブラックリストにのってしまったり、クレジットカードが使えなくなったりする可能性があります。デメリットを少しでも抑えるために、過払い金請求のメリットとデメリットを理解してから過払い金請求してください。

過払い金請求を返済中にするメリット

・借金の残高に充てることができ、手元にお金が返ってくる

借金を返済中の方が過払い金請求をすると、現時点で発生している過払い金を取り戻し、借金の残高に充てることができます。さらに、取り戻した過払い金が借金残高を上回った場合は、借金残高を0にするだけではなく、さらに手元に戻ってきます。

例えば、100万円の借金を返済中に過払い金請求をして、80万円の過払い金を取り戻せた場合、借金残高の100万円から80万円を引き、残った20万円を返済していくことになります。また、過払い金が120万円あった場合は、取り戻した過払い金が借金残高を上回るので、120万円のうち100万円を借金残高に充て、残った20万円が手元に戻ってきます。複数の貸金業者から借金をしている場合は、1社から取り戻した過払い金を、もう1社の借金残高に充てこともできるので、すべての借金をなくすこともできます。

返済中の過払い金請求

・貸金業者からの取り立て(督促)がストップする

返済が遅れてしまって貸金業者からの取り立てにお悩みの方は、過払い金請求を司法書士や弁護士などの専門家に依頼することで、貸金業者からの「取り立て(督促)」を止めることができます。ただし、個人で過払い金請求をした場合は、取り立てはストップしないので注意してください。

ご相談者と専門家の間で「過払い金請求委任契約」を結び正式に受任すると、専門家から貸金業者に、ご相談者の過払い金請求の手続きを受任したと記載された「受任通知」を発送します。受任通知を受け取った貸金業者は、ご相談者への取り立てをストップしなくてはいけないと法律(貸金業法21条1項9号)に以下のとおり定められているので、法の力で取り立て(督促)を止めることができます。

貸金業者が受任通知を受け取った後に取り立てをした場合は、「2年以下の懲役または300万円以下の罰金」と貸金業法47条の3に規定があります。依頼後に取り立てがあった場合は、必ず専門家に相談してください。

貸金業者からの取り立てを止める貸金業法21条1項9号

貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たって、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。

中略

9号.債務者等が、貸付けの契約に基づく債権に係る債務の処理を弁護士若しくは弁護士法人若しくは司法書士若しくは司法書士法人(以下この号において「弁護士等」という。)に委託し、又はその処理のため必要な裁判所における民事事件に関する手続をとり、弁護士等又は裁判所から書面によりその旨の通知があつた場合において、正当な理由がないのに、債務者等に対し、電話をかけ、電報を送達し、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は訪問する方法により、当該債務を弁済することを要求し、これに対し債務者等から直接要求しないよう求められたにもかかわらず、更にこれらの方法で当該債務を弁済することを要求すること。

過払い金請求を返済中にするデメリット

・ブラックリストにのる可能性がある

返済中に過払い金請求をする場合は、貸金業者によって対応は異なりますが、手続き開始時点でブラックリストに登録されます。過払い金請求後に取り戻した過払い金で、現在の借金残高を0にできた場合は、ブラックリストから削除されます。しかし、借金残高を0にできなかった場合は、そのままブラックリストに登録されたままになります。借金残高を0にできた場合でも、一時的にブラックリストにのってしまうので、この期間はクレジットカードの作成や更新はできなくなる可能性が高いのでご注意ください。

では、なぜ借金を0にできた場合はブラックリストから削除されて、0にできなかった場合はブラックリストから削除されないのか?それは、借金を0にできた場合は過払い金請求の扱いになり、0にできなかった場合は任意整理(債務整理)の扱いになるからです。任意整理とは、貸金業者と今後の返済方法や返済額について交渉し、支払いが可能になる条件を成立させる、債務整理の中のひとつの手続きです。ブラックリストには絶対のりたくない方は、借金をすべて返済してから過払い金請求をしてください。

ブラックリストにのると、どんなデメリットがあるか

ブラックリストにのると、請求先の貸金業者を含むほとんどの貸金業者で新たな借入やクレジットカードの作成、ローンを組むことができなくなるデメリットがあります。ただし、ブラックリストにのった情報はずっと保存されるものではなく、5~7年間で削除されるので、5~7年間の期間が過ぎれば新たな借入やクレジットカードの作成、ローンを組むことができます。

・請求先の貸金業者から新たな借入やクレジットカードの作成ができない

貸金業者は過払い金請求をした人を社内で管理するので、請求先の貸金業者から新たな借入やクレジットカードの利用・作成ができなくなります。クレジットカードは、過払い金請求の対象となるキャッシング枠だけではなく、ショッピング枠やETCカードの利用もできなくなります。また、クレジットカードを毎月の光熱費や携帯電話などの料金を引き落としで利用している方は、過払い金請求をした時点で引き落としがされなくなるので、請求前に変更する必要があります。

ブラックリストにのった場合と違って、請求先のクレジットカード会社のみが対象になるので、別のクレジットカード会社なら利用や作成はできます。ただし、請求先と同じグループ会社が発行しているクレジットカードはすべて使えなくなります。また、クレジットカードを作ったA社がB社と合併してC社になった場合は、A社のクレジットカードをはじめC社のカードも利用できなくなりますのでご注意ください。

返済中の過払い金請求は杉山事務所にご相談ください

借金を返済中に過払い金請求をする場合は、取り戻した過払い金で借金残高を0にできるか、できないかでブラックリストにのるかが決まるので、事前にいくら過払い金が発生しているか調べる必要があります。過払い金がいくら戻ってくるかは、引き直し計算をすることでだすことができますが、慣れない引き直し計算を自分ですると計算を間違えてしまうことがあります。複数の貸金業者と取引をしていたり、取引の回数が多かったりする場合は、その分計算も複雑になるので、ブラックリストに絶対にのりたくない方は、杉山事務所にご相談ください。

また、返済が遅れがちで貸金業者からの取り立てに悩んでいる方は、杉山事務所に依頼することで、取り立てをストップさせることができます。さらに、過払い金の計算や、過払い金請求に必要な書類の準備、貸金業者と過払い金の返還額を決めるための話し合いなど、過払い金請求の手続きは、すべて杉山事務所がご相談者の代わりにおこないます。

杉山事務所がご相談者と貸金業者の間に入ることによって、貸金業者からの連絡がご相談者にいくこもなくなるので、家族に内緒で手続きができます。杉山事務所は、毎月3,000件以上の過払い金請求の相談実績があり、豊富なノウハウを持った司法書士が多数在籍しています。相談料や着手金など初期にかかる費用はありませんので安心してご相談ください。

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